Investment Principles

投資哲学・運用原則

BNBの運用原則は四つの文から始まりますが、日々の判断の中で完成されていきます。お客様を第一に考え、透明に仕事をし、リスクを先に制御し、時間が証明する成果を追求します。このページでは、その原則が実際の運用においてどのような形で表れるのかをご説明します。

市場の動きに左右されることなく、実証された運用プロセスと原則に基づき、長期的かつ持続可能な成果を追求します。

これからも責任あるリスク管理と信頼を基盤に、お客様の資産と人生の価値をともに築いてまいります。

Better Investment & Better Life
静かな湖面に映る山の峰

01

お客様本位

Client Focus

運用は、お客様の投資目的と、リスク許容度の確認から始まります。ファンドや契約ごとに定めた運用方針を守り、判断の根拠とリスクを、お客様にご理解いただけるようご説明します。

水面に落ちる水滴

02

透明性と信頼

Integrity

独立したリサーチと、客観的な指標に基づいて判断し、その過程を記録に残します。法令が定める開示を誠実に履行し、スチュワードシップ・コードに沿って、受託者としての責任を果たします。

光の筋を受ける岩

03

徹底したリスク管理

Risk Discipline

投資を検討する際は、期待リターンより先に、引き受けるリスクの大きさを問います。運用とコンプライアンスが、売買の前後を相互に点検し、コンプライアンス・オフィサーがリスク管理責任者を兼ね、運用組織から独立した立場で、リスクを管理します。

鬱蒼とした森の中を曲がりくねって続く道を見下ろした様子

04

本質的価値に基づく長期投資

Long-term Value

短期的な株価よりも、企業の本質的価値と成長性に基づいて、投資対象を選別します。一時的な収益ではなく、時を経ても説明できる判断を積み重ね、お客様資産の長期的な成長を追求します。

Core Value

BNBのあらゆる判断は、四つの原則から始まります。お客様の投資目的をまず確認し、独立した分析と透明な手続きで判断し、引き受けるリスクの大きさを、先に定めたうえで、企業の本質的価値に基づき、長期的な視点で運用します。

企業の本質的価値に着目した長期的な視点の投資により、一時的な収益ではなく、安定的かつ持続可能な成果を追求します。

  1. Client Focus

    お客様本位

    運用は、お客様の投資目的と、リスク許容度の確認から始まります。ファンドや契約ごとに定めた運用方針を守り、判断の根拠とリスクを、お客様にご理解いただけるようご説明します。

  2. Integrity

    透明性と信頼

    独立したリサーチと、客観的な指標に基づいて判断し、その過程を記録に残します。法令が定める開示を誠実に履行し、スチュワードシップ・コードに沿って、受託者としての責任を果たします。

  3. Risk Discipline

    徹底したリスク管理

    投資を検討する際は、期待リターンより先に、引き受けるリスクの大きさを問います。運用とコンプライアンスが、売買の前後を相互に点検し、コンプライアンス・オフィサーがリスク管理責任者を兼ね、運用組織から独立した立場で、リスクを管理します。

  4. Long-term Value

    本質的価値に基づく長期投資

    短期的な株価よりも、企業の本質的価値と成長性に基づいて、投資対象を選別します。一時的な収益ではなく、時を経ても説明できる判断を積み重ね、お客様資産の長期的な成長を追求します。

Investment Philosophy

投資に対する視点

BNBは、投資を収益の問題としてのみ捉えることはありません。投資とは、時間の経過とともにお客様の人生の選択と安定に影響を及ぼす決定です。だからこそ、いくら得られるかよりも先に、どのようなリスクを負っているのかを問います。

IPOは、企業が初めて市場に姿を現す瞬間です。情報はまだ十分ではなく、価格は期待と懸念の間で大きく動きます。このような市場で結果を分けるのは、スピードよりも準備であるとBNBは考えます。上場前から企業を見極め、上場後まで同じ基準で見守り続けるのはそのためです。

原則は、市場が好調なときよりも厳しいときにこそ大きな意味を持ちます。BNBが定められた手続きと基準を守るのは、それがお客様の資産を守る仕組みだからです。

朝日が昇る空の下の雪に覆われた山の稜線

Protect, Then Grow

お客様の大切な資産を、一つの道の深さで育てていきます

BNBがお預かりする資産は、どなたかの時間が積み重なってできたものです。だからこそ、育てることより守ることを先に考え、守り方の上に育てる機会を探します。BNBがお約束するのは収益ではなく、資産の扱い方です。

  1. リスクの大きさを先に決めます

    Risk before return

    投資を検討するときは、期待収益よりも先に、負うことのできるリスクの大きさを問います。

    • リスク管理実務委員会が、リスク管理方針とリスク基準、許容リスク限度を超えた場合の事後措置を審議します。
    • 売買の前にPre-Compliance項目を売買システムに入力し、法規と限度の違反を事前に防ぎます。
    • 損失管理(Loss-cut)原則によって、個別銘柄の損失が膨らむことを制限します。
  2. 段階ごとに異なるリスクを分けて見ます

    Across the IPO lifecycle

    プレIPO、公募株、上場後、メザニンは、リスクの性質と回収の時期がそれぞれ異なります。同じIPOの分野の中でも段階と手段を分けて捉え、ファンドや契約の性格に合わせて組み合わせます。

    • プレIPO:上場日程と回収時期の不確実性
    • 公募株:配分数量と上場直後の価格変動
    • 上場企業のメザニン:発行会社の信用と転換条件
    • SPAC:合併の成否と預託資金との関係
  3. 入る前に出口を決めます

    Liquidity and exit

    義務保有確約や保護預託によって売却が制限される期間、非上場株式や私募メザニンのように処分に時間がかかる資産を、投資判断の段階であわせて考慮します。

    • 上場直後、義務保有期間の終了、予想と異なる展開に備えたシナリオ別の売買計画をあらかじめ立てます。
    • 市場価格のない資産は、集合投資財産評価委員会が定めた方法に従って公正価額で評価します。
    • 集合投資財産の不良化などに伴う換金延期に関する事項は、委員会で審議します。
  4. 時間を成果の味方にします

    Patience over momentum

    一度の高い収益よりも、繰り返すことのできる判断の質を大切にしています。上場後も同じ基準で保有銘柄の価値を点検し、企業業績、業界の状況、マクロ環境をあわせて考慮して回収の時期を決めます。

  • 上記の方法はリスクを管理するための原則であり、投資元本や収益を保証するものではありません。市場環境は変わる可能性があり、過去・現在の環境が将来の成果を保証するものではありません。

Criteria Built Over 22 Years

22年の経験が磨いてきた判断基準

IPO市場の雰囲気は年ごとに変わりますが、良い判断が問いかける質問は大きくは変わりません。BNBが企業と取引を見つめるときに繰り返し問う基準を、原則のレベルでまとめました。具体的な限度や数値は社内基準に従います。

  1. 企業の本質的価値

    Intrinsic value

    この企業は何によって、誰から収益を得ているのか。事業モデルと業界内での位置づけ、業績の推移と質を、開示やIR資料、経営陣とのミーティング、企業訪問を通じて確認します。

  2. 公募価格の適正性

    Price discipline

    公募価格はどのような根拠で決まったのか。比較企業(Peer)と比べた価格水準と公募規模を吟味し、定量的な価値評価と定性的な成長性評価を組み合わせて適正価値を判断します。前提が外れた場合に価値がどれだけ変わるかも点検します。

  3. 需給と義務保有の構造

    Supply and lock-up

    上場直後に市場に出てくる可能性のある株数はどれだけか。筆頭株主と既存投資家の持分構造、義務保有や保護預託が終わる時期、公募市場の需給をあわせて見ます。

  4. 流動性と出口

    Liquidity and exit

    いつ、どのような方法で回収できるのか。上場日程が遅れる可能性、売却が制限される期間、上場が取りやめになった場合の回収方法を、投資条件とあわせて検討します。

  5. 発行条件と信用

    Terms and credit

    メザニンであれば、債券として元利金を回収できるのか。発行会社の財務の安定性と償還能力、転換・行使価格とその調整条件、期限前償還請求の条件を確認します。

  6. 限度と法規

    Within limits

    この取引は、ファンドの性格と限度、法規と社内規程に合っているか。投資の可否と参加規模は、投資審議とコンプライアンスチームの事前確認を経て決定します。

  • 判断基準は、当社ウェブサイトの運用プロセスとIPO投資戦略で説明している内容を、原則のレベルで整理したものです。投資対象と戦略によって、確認する項目は異なる場合があります。

In Practice

原則が運用に表れるかたち

四つの原則は、BNBブランドの四つの柱である「伴走・透明性・原則・深さ」と対をなしています。それぞれの原則が日々の運用においてどのような行動につながるのかをまとめました。

  1. お客様本位

    Client Focus · 伴走

    お客様本位の姿勢は、お客様の目標と許容できるリスクを理解することから始まります。

    • 投資一任・投資助言契約において、お客様の投資目的と運用条件をともに定めます。
    • 投資家の利益を、会社および役職員の利益よりも優先します。
    • すべての投資家の利益を公平に取り扱い、合理的な理由なく特定の投資家を優遇または差別することはありません。
  2. 透明性と信頼

    Integrity · 透明性

    透明性は、誓いよりも確認できる仕組みから生まれます。

    • コンプライアンス・オフィサー(遵法監視人)が運用組織から独立した立場で、法令および社内基準の遵守状況を点検します。
    • 部門間の情報隔壁(チャイニーズ・ウォール)を運用し、利益相反の可能性を構造的に防ぎます。
    • 市場価格のない資産は、集合投資財産評価委員会が定めた方法に従い、公正価額で評価します。
    • 四半期ごとの営業報告書と随時開示を当社ウェブサイトに掲載し、スチュワードシップ・コードの実施方針を公開しています。
  3. 徹底したリスク管理

    Risk Discipline · 原則

    リスク管理とは事後の対応ではなく、事前の設計です。

    • 売買の前にPre-Compliance項目を売買システムに入力し、法令や限度額への違反をあらかじめ排除します。
    • リスク管理実務委員会が、許容リスク限度やロスカット猶予の可否など、主要なリスク事項を審議します。
    • 個別銘柄の損失を限定するため、損失管理(Loss-cut)原則を適用します。
    • リスクイベントが発生した場合は当日中の解消を原則として対応し、再発防止の指針を整備します。
  4. 本質的価値に基づく長期投資

    Long-term Value · 深さ

    持続可能な成果は、企業の本質的価値から始まります。

    • 公募市場の雰囲気よりも先に、企業のファンダメンタルズと類似企業と比較した価格の魅力度を分析します。
    • 定量的な価値評価と定性的な成長性評価をあわせて考慮し、適正価値を判断します。
    • 一度きりの高い収益よりも、繰り返し再現できる判断の質を重視します。
    • 回収戦略は企業業績、業界の景況、マクロ環境をあわせて考慮して定め、保有銘柄の価値を継続的に点検します。

When Markets Run Hot

市場が熱いときこそ守るもの

良い市場は原則を試します。2025年のIPO市場では、公募価格が希望公募価格帯の範囲内で決まる慣行が定着しましたが、下半期には上場企業の97%が価格帯の上限で価格が決まり、金融監督院は過熱の可能性が残っていると見ています。こうした時期だからこそ、BNBが守り続けていることです。

  1. 価格の基準を雰囲気に合わせません

    競争が激しいほど、より高い価格を提示したくなるものです。BNBは、比較企業と比べた価格の魅力度と適正価値を、参加判断の出発点としています。

  2. 確約は配分を得るための手段ではありません

    義務保有確約は配分に有利に働く場合がありますが、確約期間中は売却できません。確約するかどうかは、その期間保有するに値する企業かどうかを、企業価値と保有計画に照らして判断します。

  3. 機会が増えても限度は変えません

    参加の機会が増えても、ファンドの性格と限度、許容リスク限度の範囲内で運用します。限度はリスク管理実務委員会が審議し、売買の前にはPre-Complianceで確認します。

  4. 熱気が冷めた後を先に考えます

    上場直後の価格よりも、義務保有が終わり最初の決算が出た後の価値を見ます。損失が膨らむ前に、損失管理(Loss-cut)原則に従って対応します。

  • 市場の数値の出典:金融監督院 報道資料「2025年のIPO市場、何が変わったのか」(2026.3.4)。
  • 市場環境は変わる可能性があり、過去・現在の環境が将来の成果を保証するものではありません。

Restraint

BNBが行わないこと

原則は、何を行うかと同じく、何を行わないかによっても表れます。

  1. 収益をお約束しません

    投資には元本損失の可能性があります。BNBは元本保証や確定収益を申し上げることはありません。

  2. 一人では決めません

    重要な投資判断は、ファンドマネージャー一人ではなく、運用チームとリスク管理組織の検討を経て下します。

  3. 手続きを省きません

    公募市場の熱気が高いときであっても、事前に定めた分析と審議の手続きを経ます。

  4. 未公開情報を利用しません

    投資対象会社の未公開の重要情報を利用して利益を得ることはなく、資本市場法(資本市場と金融投資業に関する法律)などの関連法規を遵守します。

満天の星空の下、静かな湖と森のシルエット