Research & Analysis

リサーチ・企業分析

よい判断は、よい問いから始まります。BNB資産運用のリサーチは、開示資料とIR資料を出発点に、経営陣とのミーティングや企業訪問、業種別の専門家ネットワークを通じて、開示だけでは見えない競争力を確かめる仕事です。上場を準備する企業から上場後の企業まで、同じ基準で見ていきます。

Four Sources

企業を理解する四つの窓

一つの資料だけでは、企業の姿は十分に見えません。BNBは性質の異なる情報を重ね合わせ、判断の根拠を積み上げます。

  • Filings

    開示資料・証券届出書

    開示資料や証券届出書、財務諸表に表れた事業モデルと、業績の推移および質を確認します。すべての分析の基礎となる資料です。

  • Management & IR

    経営陣ミーティング・公式IR

    投資対象企業の経営陣と1対1で質疑応答を行い、公式IRにも参加して、競争力とリスク要因を直接確認します。

  • Site Visits

    企業訪問

    現場を訪ね、事業が実際にどのように動いているかを確かめます。投資後に投資先企業を定期的に点検する方法の一つでもあります。

  • Expert Network

    業種別の専門家ネットワーク

    産業の構造や業況、技術の流れは、その分野の専門家の視点を加えて理解します。企業とあわせて、その企業が属する産業を見ます。

開示およびIR資料を基礎に、企業訪問と業種別の専門家ネットワークを活用して、開示データを超える中核的な競争力を把握します。(運用プロセス STEP 1 企業価値の事前調査)

Coverage

上場前から始まる投資候補企業のプール

公募の時点で初めて企業に出会うのでは、判断に必要な時間が足りません。BNBはPre-IPO段階からPost-IPO企業まで、市場の潜在的な投資対象企業を幅広く調査し、上場の段階が変わっても、同じ企業を同じ基準で見続けます。

同じ企業を、同じ基準で

  1. Pre-IPO

    上場準備

    事業の競争力と上場要件を満たす可能性、上場が遅れたり中止されたりした場合の回収方法

  2. IPO

    公募

    証券届出書における公募価格の算定根拠、比較企業と比べた価格水準、公募規模と需給

  3. Post-IPO

    上場後

    上場後初の決算と公募時に示された内容との比較、義務保有の解除に伴う流通株式の変化

  4. Mezzanine

    上場企業の資金調達

    発行会社の財務の安定性と償還能力、転換・行使価額とその調整条件

Multi-Layer Analysis

多層的に見るバリュエーション

企業の価値は、一つの数字では決まりません。BNBは企業そのもの、価格、企業が置かれた公募市場、そして前提が外れる可能性を層に分けて分析します。

  1. Fundamentals

    企業

    事業モデルと産業内での位置づけ、業績の推移と質。この企業は何によって、誰から収益を得ているのかを問います。

  2. Price & Peers

    価格

    比較企業(Peer)と比べた価格の魅力度、公募価格算定の根拠、公募規模を検討します。

  3. Market & Supply

    市場

    公募市場の地合いと需給環境、筆頭株主と既存投資家の持分構成、上場直後に流通し得る株式数を見ます。

  4. Risk Factors

    リスク

    潜在的なリスク要因を洗い出し、前提が外れた場合に価値がどの程度変わるかを点検します。

定量的な価値評価 定性的な成長性評価 適正価値

定量的な価値評価と定性的な成長性評価を組み合わせた独自の総合分析モデルにより、投資対象企業の適正価値を算出します。(運用プロセス STEP 2 総合バリュエーション分析)

From Research to Decision

リサーチが投資判断になるまで

リサーチの成果は投資審議へとつながります。投資の可否と参加規模は、ファンドマネージャー一人ではなく、運用チームとリスク管理組織の検討、コンプライアンスチームの事前確認を経て決まります。

  1. STEP 1

    企業価値の事前調査

    資産運用チーム

  2. STEP 2

    総合バリュエーション分析

    資産運用チーム

  3. STEP 3

    投資審議および戦略策定

    資産運用チーム · コンプライアンスチーム · 投資審査委員会

  4. Monitor

    保有後の価値点検

    資産運用チーム · コンプライアンスチーム

Research Integrity

リサーチが守る原則

  • 根拠を記録に残します

    独立したリサーチと客観的な指標に基づいて判断し、その過程を記録に残します。

  • 未公開の重要情報を利用しません

    経営陣ミーティングや企業訪問といった関与の過程においても、未公開重要情報の利用禁止をはじめ、資本市場法等の関連法規を遵守します。

  • 情報の流れを分けます

    部門間に情報隔壁(Chinese Wall)を設け、利益相反が生じ得る情報の流れを構造的に遮断します。

  • 市場の熱気より企業価値を見ます

    公募市場が過熱しているときでも、企業のファンダメンタルズと、比較企業と比べた価格の魅力度を判断の出発点とします。

After Investing

投資後も続くリサーチ

リサーチは、投資の決定とともに終わるものではありません。BNBはスチュワードシップ・コードの実施方針に従い、投資先企業の財務的事項を定期的に点検しています。点検は、企業訪問、開示資料の検討、リサーチレポートの活用など、さまざまな方法で行います。

  • 上場後初の決算と公募時の説明との比較
  • 義務保有期間の終了に伴う流通株式の変化
  • 個別企業の業績とイベント、産業の業況、マクロ環境
  • 中長期的な価値向上に必要と判断した場合の追加的な関与活動

ご留意事項

  • このページはBNB資産運用のリサーチ手法に関する一般的な説明であり、特定の企業や商品への投資を勧誘するものではありません。
  • 分析と手続きはリスクを管理するためのものであり、投資元本の損失の可能性をなくすものではありません。過去の運用実績は将来の収益を保証するものではありません。
  • 当社のファンドは、適格投資家のみが投資できる一般私募ファンドです。